考えは、追いかけると逃げる。寝かせて、忘れて、朝に拾え。
INTROどんな本か
そもそも、「考える」って、どうやるんでしょうね。
学校で答えの出し方は習っても、考え方そのものは、たぶん誰も教わっていない。この本は、その空白に短い言葉で答えてくる一冊です。
『こうやって、考える。』は、『思考の整理学』の外山滋比古さんの既刊21冊から、短い一節を抜き出して150項目並べた本。PHP文庫で、2017年9月にPHP研究所から出た単行本の文庫化です。外山さんは1923年生まれ、お茶の水女子大学名誉教授で、2020年7月に亡くなっています。
形がまず面白い。1ページに1項目。通し番号と見出し、数行の本文、出典の書名だけ。全7章で、発想、思考のプロセス、思考力、生活、読書、雑談、未来、と進んでいく。どこから開いてもいい作りです。
芯はこれです。考えは、追いかけると逃げる。発想は既知の素材の組み合わせで、育てるには時間と忘却がいる。だから、寝かせて、風を入れて、忘れて、朝に考えろ、と。
「はじめに」のテーマが短さの価値なのも、うまい。短いから心に残る、と。俺は2019年に、すべてのテーマを800字に収める練習をしている、と書いたことがあるので、ここは正直、背筋が伸びる。
俺が2026年に「吐く・溜まる・眺める」で書いたのは、内面はまとめずに外へ出して、消さずに残して、時間をおいて他人事みたいに見返せ、という順番の話でした。外山さんの「手帳に書き流して、寝かせて、育ちそうなものだけ移す」は、ほぼ同じ順番を、もっと短い言葉で言っている。
もうひとつ。2020年に、Kindle Unlimitedの読み方として、全部理解しなくていい、「読むんじゃなく見る」と書いた。この本の、分からなければ飛ばす乱読や、面白くても途中で閉じる勇気は、それと同じ側の話です。
効くのは、企画やアイデアが煮詰まって出てこない人と、情報は集めているのに自分の考えがまとまらない人。考えるとは机にかじりつくことじゃなく、考えが育つ環境を整えることだ、と見え方が変わる。通読しなくていいので、開いたページから一つ拾って試せばいい。
短く、寝かせて、勝手に育つのを待つ。この本は、形そのものが中身の実演になっています。
CHAPTERS章ごとの中身
はじめに短いから、心に残る
この本は、外山さんの既刊21冊から短い一節を抜き出して、150項目並べた断章集です。1ページに1項目で、通し番号、見出し、数行の本文、出典の書名が付く。表紙の売り文句は「発想力が身につく150のヒント」。
「はじめに」の主題は、短さの価値。長い祝辞を厨房の料理人が茶化した披露宴の笑い話。式辞を3分ほどで終えて、子どもにも親にも評判だった付属小学校の校長。南極越冬中の夫へ、新妻が新年に一語だけ送った電報が人々を打った話。三つの例で、短いからこそ心に残る、と説きます。
日本は俳句という極端に短い詩型を持っているのに、人前の話は長くて要領を得ない。明治以降は重厚長大を尊ぶ風潮が広がったけど、長いものに傑作は少ない、というのが著者の見方です。
できた経緯も面白い。PHP研究所の出版部から、既刊の抜粋で箴言集を作りたいと持ちかけられ、選択は編集側に任せた。校正中、文脈から切り離された短文が元とは違う含みを帯びて、味が凝縮されることに気づいたそうです。結びは英国のことわざ「簡潔は智の真髄」。
話が長くなるのは、だいたい考えがまだ熟していないとき。耳の痛い話だけど、そう思う。
第1章発想は既知の素材の組み合わせ
第1章のラベルは「idea」。冒頭の001から立場がはっきりしています。発想の材料は、誰もが知るありふれたものでいい。新しい元素をつくるんじゃなく、素材同士を思いがけない形で結びつけるところに独自性が出る。これを「知のエディターシップ」と呼んで、手持ちの知識が独創的かどうかより、何と何を組み合わせ、どう並べるかが決め手だ、と言います。
山場は、正面から追わない、という一連の項目。アイディアは呼びつけると隠れ、油断したときに姿を見せる「くせ者」。寝起きや忘れたころに浮かぶ案は、水面下で熟したもの。焦って追い回すと、質の悪い案しか拾えない。化学的な発見は失敗の中に潜みやすく、著者はセレンディピティを失敗の別名とまで呼ぶ。
テーマ探しを参考書から始めるのは順序が逆、という指摘も鋭い。他人の見方を通したあとでは、自分の目で正しく見られなくなる。まず自分で見る。
ひらめきを逃がさない習慣として、中国・宋の欧陽脩の「三上」(寝床・乗り物の上・便所)が出てきます。案は考えている最中より、別のことをしているときに来る。だから、いつでも書き留める構えを持つ。
ものづくりでも、ゼロから新しい素材が降ってくることは、まずない。何と何をぶつけるかで勝負が決まる。ここは異論は認めない。笑
第2章忘れて、寝かせて、風を入れる
第2章「process」は、考えの育て方です。出発点は、知識より生活。知的活動の根っこは、記憶で得た知識じゃない。書斎にこもって読書ばかりする人は生活経験が乏しく、かえって考える人になりにくい、と。「必要は発明の母」の「必要」とは天から与えられた不満のことだ、という読み替えもいい。
忘却の評価がひっくり返ります。忘却には、頭の衰えとしての「悪玉」だけじゃなく、頭の働きを良くする「善玉」もある。得た知識はすぐ使わず、時間を置く。時間が知識をほぐし、ろ過して、正確さは減っても生産性を持つ別物に変えてくれる。
寝かせ方は何通りも出てくる。テーマは寝かせて忘れていい。それでも忘れられないものが本当に大事なテーマで、そこから伸ばした思考は、寄せ集めのカクテルじゃなく、年とともにコクの増す酒になる。外国のことわざ「見つめる鍋は煮えない」。思いついた直後の考えは未熟なので、いったん離れて「風を入れる」。二度三度の見直しは珍しくないけど、四度五度はほとんどされていない、もっとやるべきだ、と。
さらに大胆なのが「古典化」。世間なら30〜50年かかる淘汰を、意識して早く忘れることで、自分の頭の中で5〜10年に縮める。そこで生き残った関心は、簡単には消えない。
後半は、個別から一般へ。経験をそのまま記録しようとすると量が多すぎて残らないので、一段上の抽象に引き上げて、自分専用の短い「ことわざ」にまとめる(抽象のハシゴ)。似た経験があとからそこに集まって型が強まり、型どうしがつながると、その人の思考の体系になる。とり合わせの例は、しその実と梅干し。
俺が「吐く・溜まる・眺める」で置いたのは、解決しないことが解決になる、という逆説でした。見つめる鍋は煮えない。言っていることは、たぶん同じです。
第3章考えごとは朝、思いつきは書いて育てる
第3章「think」は、項目数がいちばん多い章。まず時間と心の状態です。考えごとには、よく眠った朝の短い時間がいちばんいい。著者自身、夜に考えるのをやめて、朝を最良と決めた。知識が多いほど利害にしばられて自由な発想がしにくくなるので、心は執着を捨てた「出家」の状態がいい、と。
勤勉すぎるのも逆効果で、何もしていないように見える時間や睡眠のあいだに、考えは発酵する。行き詰まったら意図的に棚上げして別のことをすると、戻ったときに案外進む。複数の仕事を並行すると、自然に休みと忘却が挟まる。一本道に専念するのは良くない、という逆説は、案件をいくつも抱えている人にはちょっと救いになる。
良い考えは、すぐ口外しない。しゃべると頭の圧力が抜けてすっきりして、書いて深める気力がなくなるから。生まれたての着想は内気で、頭の切れる人に批評させると霜にやられた青菜のようにしぼむ。気心の知れた仲間に面白がってもらう温かい環境で育てる。
書く技術は一続きで示されます。読みっぱなしにせず、必ず感想を書く。思いつきは二度と戻らない一回性のものだから、とにかく手帳に残す。時間を置いて見直し、育ちそうなものだけ別の帳面へ移して、通し番号と日付を付ける。小見出しを付けられるのは内容が育った証拠で、付けられないのは問題自体が弱っている兆し。
最後に、できた型は早めに壊す。型による「自家中毒」が精神の老化を招くから。一方で分析は物を壊す行為で、真理の探究には有効でも、創造にはほとんど役立たない。分解したおもちゃは元に戻らない、と。
小見出しが付けられるかで熟し具合を測る、というのは企画書にそのまま使える。見出しで中身が言えない企画は、まだ寝かせ足りないんだと思う。
第4章朝は金、夜10時以降は石
第4章「life」は暮らしの組み立て。知的生活は観念じゃなく、日々の生活の改造から始まる、という章です。
1日を「編集」する、という考えが出てきます。漫然と過ごす日は、編集者不在の雑誌と同じ。著者は数十年日記を続けてきたけど、日記は夜の「決算」にすぎず計画がないと気づいて、毎朝予定を立てるようにした。頼まれ仕事は案外片づくが、締切も催促もないライフワークは、自分で予定表に載せないと進まない。
日記の扱いも面白い。書いておけば安心して忘れられるので、日記は記録用というより「外付けの記憶装置」として、忘れるために効く、と。外に溜めるから、頭は空けられる。
時間帯の価値は金属にたとえられます。朝は金、昼前は銀、食後は鉛、夕方の空腹時は鉄、夕食後は鉛、夜10時以降は石。朝食を遅らせて昼と合わせ(ブランチ)、午前をまるごと「朝飯前」にする。昼食後に1時間半ほど眠り、起きたら「第二の朝」とみなせば、1日が2日分になる。夜型の人には、なかなかの宣戦布告です。
時間のリズムでは、継続は「線」じゃなく「点」で。連作障害のたとえで、休み休みの継続のほうが大きな力になる。時間は少し足りないくらいがいい(タイム・ハングリー)。時間と競うことで集中が生まれる。寺田寅彦は、原稿を引き受けるとすぐ大筋を書いたという。
タイム・ハングリーは、俺がLIMITSでやっていたことそのものです。制限時間20分。原型は予備校の30分クロッキーで、時間を区切ると、その瞬間の判断がむき出しになる。足りない時間は、敵じゃない。
第5章愛読書をつくらず、乱読して再読する
第5章「read」は20項目。冒頭から、読書は生きる力、新しい文化を生む力につながらなければ不毛、と言い切ります。著者を敬っても心酔や模倣はしない。愛読書を決めて得意がるのは精神の弱さ、という手厳しさです。
本の扱い方は実用的。本を選ぶこと自体が大きな知的活動で、もらった本や図書館の本がつまらないのは、自分で選んでいないから。自分の本なら、色ペンで「自分と同じ考え/反対の考え/新知識」を色分けして線を引く。駄目なら途中でも放り出す。義理で読み通せば、物知りにはなっても知的個性はやせる。
読み方の中心は「乱読」。散歩のように手当たり次第に読み、分からなければ飛ばし、面白いところにはじっくり付き合う。山場の手前でわざと中断すると、再開しやすい。谷で止めると、本と縁が切れる。評論は面白くても途中で閉じる勇気を持つ(小説は別)。自分を走り出させてくれたら、本の役目は果たされている。
俺が2020年にKindle Unlimitedの読み方で書いた、全部理解しなくていい、「読むんじゃなく見る」は、ここに並べても浮かないと思う。読書は、完走を競う種目じゃない。
そして、多読より再読。何度も読める本は、分からない所を読者が自分の理解で補える。3度5度読んでも発見と感動があれば「わが人生の本」で、そうした本が3冊あれば立派な読書人。冊数は誇るに足らない。新聞を「頭の散歩」に使うなら、論調が正反対の2紙を。1紙だけでは、その新聞の応援団になる。
第6〜7章雑談は5〜6人、倉庫は機械に任せる
第6章「chat」は、おしゃべりの章です。読書は後ろ向きの頭を作りやすく、読むほど他人の目でものを見るようになる。損得抜きの浮世離れした語らいは、読書とは別の知的刺激をくれる。人間はもともと、おしゃべりで賢くなってきた、と。
雑談の設計が細かい。気心が知れていて専門の重ならない仲間と、実利から離れた話をする。噂話や悪口に流れやすいので、特定の人名を出さず、過去より未来の仮定の話を楽しむ。一人の考えは点、二人の対話は線か面どまりで、三人以上で「立体的」になり、5〜6人の雑談が最も知恵を引き出す。
顔ぶれは異分野がいい。同業者どうしは話が小さくまとまって、身構えて批判的になる。聞き上手、さらにほめ上手は、アイデアを取り上げる「助産者」。笑いは不真面目じゃなく、知的な小発見の前兆だ、という見方も好きです。人が大勢集まる場は苦手な俺でも、5〜6人の雑談なら話は別だと思える。
第7章「creation」は未来の話。近代教育は読み書き中心で、後発の日本はそれが極端。結果、話下手・聴き下手の文化になり、書面でないと信用しない風潮が生まれた、と。立って勉強するのが一番だが現実的でないので、机を高くせよ。散歩をスポーツにしたい。手も意識して動かし、とくに利き手でない方を使え。
最後の150は、機械の時代の人間の話です。読み書きでは機械に勝てないので、機械にできない話す力、とくに聴く力を伸ばすしかない。頭は一部が倉庫の役も残るけど、本来は新しいものを生む工場で、余計な物があると能率が落ちるから、整理=忘却が大事。倉庫は機械に任せ、人間は知的工場に重点を置く。『思考の整理学』の主張で全体を閉じる構成で、今読むと、AIとの役割分担の話にしか見えない。
LESSONS明日から使える教訓
- 課題は出したら、数日寝かせろ企画は新しいネタ探しより、既存の要素の組み合わせ方に頭を使う。課題は一度出したら数日寝かせ、移動中や入浴中に浮かんだ案をすぐ書き留められる手段を手元に置く。見つめる鍋は、煮えない。
- 書き流して、寝かせて、育つものだけ移す手帳に書き流し、時間を置いて見直し、育ちそうなものだけ別の帳面へ移す。通し番号と日付を付けて、小見出しが付かない案件は筋の弱さを疑う。クリエイティブ的にいうと、見出しで言えないうちは、まだ作り始めなくていいってことです。
- 重い仕事は午前、企画会議は5〜6人の雑談判断や企画は午前に寄せ、夕方以降は事務か休息に回す。企画会議は異業種を混ぜた5〜6人で、批判より雑談を歓迎する。笑いが出ているかどうかが、場の健全さの目安です。
CONCLUSION俺の結論
結論。今いちばん引っかかっている課題を、紙に一行書いて、いったん忘れろ。書いておけば、頭は安心して手放せる。
考えるのは、明日の朝でいい。それまでに散歩して、専門の違う誰かと雑談でもしておく。戻ってきたとき、まだ引っかかっていたら、それが本物のテーマです。
考えは、追いかけると逃げる。寝かせて、風を入れて、勝手に育つのを待つ。待つのはサボりじゃなく、技術です。この本は、その待ち方を150通り教えてくれる。
NEWS関連ニュース
この本のテーマについて、最近話題になったニュースです。
ご当地大学名の帯で売上13倍に 『思考の整理学』が令和でもブレイク
外山滋比古さんの代表作『思考の整理学』が2025年10月に累計300万部を突破し、12月4日時点で311万4,100部(電子書籍除く)に達したと伝える記事です。300万部記念として47都道府県別の大学名入りの帯で販売したところ、週売が約13.5倍になったとされます。11月23日にNHK「おはよう日本」で特集され、Billboard JAPAN Showa Booksで1位になったことも紹介されています。
この本とのつながり:本書の著者の代表作が、没後も読まれ続けていることを示すニュースです。寝かせる、忘れる、倉庫は機械に任せる、といった本書の考え方の源流にあたる本です。
FOR YOUこんな人におすすめ
- 企画やアイデアが煮詰まって、出てこなくなった人
- 情報は集めているのに、自分の考えがまとまらない人
- 短い言葉を拾い読みして、考え方のヒントを持ち帰りたい人
合わないかもしれない人:体系だった理論書を求めている人。この本は、既刊からの抜粋を並べた断章集です。
FAQよくある質問
『こうやって、考える。』はどんな本ですか?
外山滋比古さんの既刊21冊から短い一節を選び、150項目に並べた断章集です。発想・思考・生活・読書・雑談などの章に分かれ、1ページ1項目で読めます。
『思考の整理学』との関係は?
著者は同じ外山滋比古さんで、本書は表紙で「『思考の整理学』の著者による考えかたの超入門書」とされています。最後の項目は、頭は倉庫と工場の二役、という『思考の整理学』の主張で締めくくられます。
「寝かせる」とはどういう意味ですか?
課題やテーマをいったん手放し、時間を置くことです。それでも忘れられないものが本当に大事なテーマで、見つめる鍋は煮えないので放置の時間が要る、と説明されています。
考えごとは、なぜ朝がいいのですか?
本書では、頭脳労働の価値を、朝は金、昼前は銀、食後は鉛、夜10時以降は石にたとえています。よく眠った朝の短い時間が、考えごとに向いているという主張です。
雑談はなぜ発想に役立つのですか?
利害抜きの語らいは、読書とは別の種類の刺激になるからです。異分野の5〜6人の雑談が最も知恵を引き出し、聞き上手・ほめ上手の人がアイデアの助産者になる、と説明されています。
読書のしかたで、この本が勧めることは?
愛読書を決めず、本は自分で選び、つまらなければ途中でやめます。散歩のような乱読、山場の手前での中断、何度読んでも発見のある2〜3冊の再読を勧めています。
「知のエディターシップ」とは?
発想は新しい素材ではなく、既知の素材の組み合わせと並べ方で決まる、という考えです。何と何を結びつけ、どう編集するかが決め手だとされています。
どこから読めばいいですか?
断章集なので、通読しなくても構いません。実用的な第3章(考えごとは朝に、書く技法)と第4章(生活の時間割)あたりから、気になる項目を拾うのが入りやすいです。
この本の注意点はありますか?
既刊からの抜粋で、一部は編集・再構成されています。睡眠や食事の時間などの生活習慣の記述は著者の考えの紹介で、個人差があります。
MONOGENIC伊丹谷のブログから
- 吐く・溜まる・眺めるまとめずに出し、消さずに残し、時間をおいて見返す。寝かせる、風を入れる、と同じ時間差の話
- Kindle Unlimited 一択について全部理解しなくていい、読むんじゃなく見る。第5章の乱読と同じ側の読み方
- リミッツ完全攻略!まずはレッスン!予備校の時間制限の課題がLIMITSの原型。第4章のタイム・ハングリーと同じ発想
本文は書き写さず、自分の言葉で紹介しています。内容に誤りがあれば、本でご確認ください。 当ページのリンクはAmazonアソシエイト(広告)です。詳しくは広告について。