全36話。最後の数行で、見えていた世界が一回ひっくり返る。
INTROどんな本か
ショートショートって、最後の数行のためにあるジャンルだと思うんですよ。
星新一さんの『きまぐれロボット』。全36話で、1話は2〜4ページ程度。博士、ロボット、宇宙人、悪魔。おなじみの道具立てで、エフ博士、エス氏、エヌ氏、アール氏といったアルファベットの人たちが、時代も地名もぼかされた寓話の中で動きます。
型はほぼ全話共通です。説明は会話でさらっと進んで、最後の数行で状況がひっくり返る。分かってても、毎回やられる。笑
芯にあるのは三つの型。発明の副作用、欲の自滅、立場の逆転。便利にしたはずが別の手間を生む。欲張って引き際を誤る。見る側を変えたら、意味が真逆になる。この三つが、形を変えて何度も出てきます。
俺はLIMITSの連載で、終盤に作品の天地を返しただけで、意味不明だった線が別の像として立ち上がった場面のことを書いた。作品が変わったんじゃない。見る側の認識が反転した。星新一の最後の数行も、まさにそれだと思う。話には何も足していないのに、読み手の見え方だけがひっくり返る。
もうひとつ。2020年のブログで、物語を動かす小道具、マクガフィンの話を書いた。中身は入れ替え可能で、大事なのは物語の方だ、と。この本の発明品は、だいたいマクガフィンです。枕でもラッパでも目薬でもいい。転がしたいのは、いつも人間の欲と思い込みの方。
残酷な場面は抑えられていて、子どもにも読める軽さ。それでいて、文明への皮肉はちゃんと苦い。軽いのに、あとでじわっとくる。
角川文庫版の初版は1972年1月5日。電子版(角川e文庫)は2002年4月12日の発行で、底本は1997年4月30日の96版です。それだけ読み継がれてきた、ということ。電子版は最終話のすぐあとが奥付で、あとがきや解説は入っていません。
どこから読んでも成立するので、気になる題名から開けばいい。1話ごとに「そう来たか」を積み重ねる本です。初めての星新一にも、読み返しの1冊にも、俺はこれを推します。
CHAPTERS章ごとの中身
構成全36話、会話で進んで最後の数行で反転
目次に並ぶのは全36話。新発明のマクラ、試作品、薬のききめ、悪魔、災難、九官鳥作戦、きまぐれロボット、博士とロボット……と、題名だけでもう気になるものが続きます。章立てはなく、題がそのまま見出し。1話は画面1〜2枚の短さです。
登場するのは、エフ博士、エム博士、エス氏、エヌ氏、アール氏、ケイ氏といった記号のような名前の人たち。顔つきも身の上も、ほとんど語られない。だから読み手は誰にでも自分を重ねられるし、話の仕掛けだけが前に出てくる。「発明した博士」と「それを見に来た客や友人」の組み合わせが大半です。
説明は会話で進んで、最後の数行で状況が反転する。この型が、ほぼ全話に共通しています。
以下、各話の仕掛けは紹介しますが、落ちは書きません。ショートショートの落ちを先に言うのは、映画のネタバレより罪が重い。笑 そこは本で味わってください。
発明の話①便利な発明には、必ず引き換えがある
いちばん多いのが、博士や発明家が出てくる話です。たとえば「新発明のマクラ」。エフ博士が、眠っている間に知識を頭へ送り込む枕型の装置を作る。試作段階なので英語専用で、隣家の主人が試しに借りていく。寝ているだけで身につく、という都合のいい学習法に、ちくりと刺す話です。
表題作「きまぐれロボット」は、金持ちのエヌ氏が、何でもできる最優秀のロボットを大金で買う話。離れ島の別荘で一か月静養するつもりで、初めは料理も片付けも話し相手も完璧。ところが二日ほどで、妙な動きを始める。止まる、逃げる、暴れて追いかけてくる。エヌ氏が博士に抗議すると、返ってくる説明がまた効いていて、便利すぎる機械と人の関係を考えさせられます。
「便利な草花」は、植物学者エス博士が、害虫を匂いで引き寄せて消化する草花を品種改良で作った話。夏に虫に悩まされなかったと聞いて、友人のアール氏が感心し、株を譲ってもらう。便利な仕組みには、維持の手間がついてくる、という皮肉です。
「ラッパの音」は、向けた相手の天敵の音を自動で鳴らすラッパの話。ネズミにはネコ、ネコには犬。泥棒に向けたらパトカーのサイレンが鳴ったという。道具の説明のあとに、もう一ひねりあるのが見どころ。「なぞのロボット」は、何も手伝わず口もきかない、役割の分からないやせたロボットを、エヌ博士がいつも連れ歩く話です。
便利さの代償は、忘れたころに払わされる。仕組みを作る側の人間には、ここがいちばん耳が痛いところです。
発明の話②直すほど、作った人の想定から外れていく
「火の用心」は、エヌ博士の助手の青年が、カラスほどの大きさのロボット鳥を作る話。火事を見つけると拍子木の音を立てて飛び回り、場所を電波で知らせる。博士のタバコに反応したので、小さな火は無視するよう改良。次は新しい暖房に反応したので、少しずつ熱くなるものは気にしないよう改良。条件をつぎはぎで直していくと、どこへ行き着くのか。
俺が2021年の連載で書いた、タケコプターの話を思い出します。空を飛ぶ道具を作ることがミッションになると、空を飛んで何がしたいのか、が抜け落ちる。目的を定義し直さずに条件だけ足していくロボット鳥は、手段が目的になった発明の、いちばん分かりやすい姿だと思う。
「スピード時代」では、金持ちのアール氏の庭で、男が粉を実演する。水に溶かすと、植物が数時間で花も実もつける。スイカ、イチゴ、トマト、アサガオ。アール氏は製法ごと買い取って、大量生産で儲けようと喜ぶ。速いほど良いという時代への皮肉で、速さの代償が何で返ってくるのかが読みどころです。
「鳥の歌」は、エイ博士が、ロボットの鳥と一緒に育てることで、本物の鳥に童謡やクラシックを歌わせる方法を作った話。外国で育つ子が言葉を覚えるのと同じ理屈、という説明がうまい。アール氏は結婚記念日の贈り物に、歌うカナリヤを高値で買って帰る。そこへ夫人も、驚かせる物を用意していて……という夫婦の小さな喜劇です。
「金色の海草」は、エヌ博士が、海水中の金を体に取り込む金色の海草を作る話。焼けば金が残る。金持ちのアール氏に頼み込まれて高値で譲り、博士はその代金で次の研究に取りかかろうと考える。金もうけの人と、研究好きの人。この対比が気持ちいい一編です。
欲の話欲張って引き際を誤ると、全部崩れる
星作品らしさがいちばん出るのは、欲の話です。「悪魔」は、北国の凍った湖で、エス氏が氷に穴をあけて釣りをしていると、古いツボがかかり、中から悪魔が出てくる話。解放の礼に金貨をもらったエス氏は、こんな好機は二度と来ないと思って、何度も追加をねだる。悪魔の「そのへんで」という声も聞かずに積み上げたら、どうなるか。
「九官鳥作戦」は、山奥でひとり暮らす男が、特別に育てた賢い九官鳥を訓練して、町の家々を脅してダイヤを集めさせる計画の話。足に袋と小型爆弾を付け、言葉で要求させる。夜の黒い鳥はパトカーもヘリも追えず、計画は大成功。ところが、世の中から切り離されて計画だけを進めると、思わぬ落とし穴がある。長いプロジェクトを抱えている人ほど、これは刺さるはず。
「キツツキ計画」では、森の小屋を本部にする悪人団の首領が、キツツキを大量に育てて、くちばしでボタンを突くよう訓練する。狙いは、町じゅうの非常ベルや防犯ベル、工場やコンピューターのボタンを押させて大混乱を起こし、そのすきに盗むこと。悪事なので、あとで損害の申し出もできない。そこがおかしい。
「薬と夢」は、エフ博士が、好きな動物の夢を見られる粒薬を開発する話。アール氏は一粒で熊と遊ぶ楽しい夢を見たので、次は数粒まとめて飲む。多ければ楽しいわけじゃない、という教訓が、夢の中の光景として描かれます。
「リオン」では、動物学者のケイ博士が、リスとライオンの混血を番犬がわりにしているのを見て、植物学者のエス博士がブドウとメロンを掛け合わせて一儲けを狙う。いいとこ取りは、そう簡単じゃない。人まねの空回りです。
副作用悪用した道具の効き目は、自分に返る
かなり多くの話が、ずるさや私欲で道具を使った人に、その効き目が跳ね返る構図になっています。結末を決めるのは発明そのものじゃなく、使う人の心。しかも星新一は、それを一度も説教にしない。
「失敗」は、働かずに機械いじりをしているエス氏が、周りの音を消す装置を作って、夜のビルで金庫破りに使う話。うまくいったはずが、装置の効き目がまた別の形で出てくる。自分の道具の副作用という、盲点を突く話です。
「目薬」は、ケイ氏が、悪人の顔が紫色に見える目薬を作る話。強盗を見抜いて捕まえさせ、お礼を得て商売にしようともくろむ。他人を裁く物差しと、発明の独り占めへの戒めがこもった一編で、帰宅したあと何が起こるかは本でどうぞ。俺は、この本の中でこれがいちばん怖い話だと思っています。
「へんな薬」では、ケイ氏が、一時間だけ風邪をひいたように見える無害な薬を作り、いやな仕事を休む用にと友人に分ける。そのあとのケイ氏に起こることを通して、うその道具が信用を削っていく、オオカミ少年型の話になっています。
「盗んだ書類」は、エフ博士の新薬の製法を盗み出した泥棒が、効き目を確かめようと自分で作って飲む話。「サーカスの秘密」は、電波で動物に、自分は別の動物だと思い込ませる催眠装置の話で、装置を力ずくで奪おうとした男に、翌日から思わぬことが起きる。人の意思を操る技術の怖さを、ブラックな笑いで包んでいます。
逆転の話立場が変わると、同じ出来事の意味が逆になる
もう一本の柱が、視点の転換です。「災難」では、危険を前もって察するネズミの力に気づいた男が、敏感なネズミを選んで飼い、地震や船の遭難を何度も避けてきた。ある日ネズミが騒ぎ出し、男は家を安く手放して、急いで引っ越す。災難は、誰の立場から見るかで中身が変わる。
「ネコ」は、郊外の林の奥でネコとふたり暮らしのエス氏が、ネコを溺愛している話。夜、トランプのマークに似た形の一本足の宇宙人が訪れ、ネコをこの星の支配者とみなしてテレパシーで調査する。かわいがっている側が、実は仕えている側かもしれない。人間中心の思い込みへの皮肉です。
「夜の事件」では、遊園地の門に立つ受付ロボットのところへ、地球の占領をねらうキル星人が下調べに降りてくる。ムチで打っても、光線や毒ガスを浴びせても、ロボットは笑顔のまま。相手を見誤る観察の危うさを、喜劇にしています。
「博士とロボット」は、エフ博士が手作りの万能ロボットを連れて星から星へ旅し、文明の遅れた星の住民を指導している話で、出発前に住民が感謝の記念像を見せる場面が効いてる。「ボウシ」では、帽子から鳩や花を出す芸しかない貧しい老奇術師の窓を、宇宙人二人がのぞく。価値の基準は、場所や文化でひっくり返る。
「夢のお告げ」は、古戦場のそばでキャンプしたエヌ氏と友人が、同じ夢を見て鉄の箱を掘り当てる話で、秘密や知識の値打ちは時代とともに目減りする、という苦い味がする。「ふしぎな放送」は、遠い惑星の宇宙基地で、地球からの放送が途切れて隊員たちが青ざめる話。情報が途切れた集団が、どれだけ簡単に最悪を想像するか。今のSNSを見てると、他人事じゃない。
文明・最終話文明への苦い話と、やさしい話で閉じる
「おみやげ」は、人類が現れる前の地球に立ち寄った宇宙人が、文明が育つ日のために、宇宙船の設計図、病気の薬、平和に暮らす方法、絵入りの辞書を詰めた金属の卵を砂漠に残す話です。長い年月ののち、卵は思いがけない形で開かれる。文明の進歩が知恵の成熟と一致しない、という皮肉で、核の時代への批判がにじむ。ここは冗談抜きで、声を落として読む一編です。
「地球のみなさん」は、人通りの多い街角で、青年が突然、別の星から来た者だと名乗る話で、その日は四月一日。常識に合わない話をする者を排除する社会への皮肉です。「とりひき」は、世に悪を広めるのが仕事の悪魔が、夜の一軒家で留守番の男に、どんな勝負にも勝てる力を持ちかける話。代わりは死後の魂。「へんな怪獣」では、宇宙船が町はずれに着陸して、オオカミ・カンガルー・ゴリラを混ぜたような怪獣が出てきて、文明の資格を試される人類が描かれます。
やさしい話もある。「ユキコちゃんのしかえし」は、よくいじめられている気の弱い少女が、博士の作った、相手をこわがらせる薬をこっそり使う話。「花とひみつ」は、花好きの少女ハナコちゃんの空想の絵が風に飛ばされて、ある国の秘密研究所の島に落ちる話。「鏡のなかの犬」は、五郎くんが庭で古い鏡を掘り出し、中の白い子犬を呼ぶと飛び出してくる話です。
最終話は「あーん。あーん」。まだ言葉を話せない幼いぼうやが泣き出して、母親には理由がわからない。太鼓、ライオン、水鉄砲と、オモチャを与えるたびに、泣き声が大きくなる。相手の本当の望みの取り違え、という身近な話で本を閉じる。宇宙人も悪魔も出てきた36話の最後を、泣いている子どもで締める。この構成、俺はほんまにうまいと思う。
底本は角川文庫版(1972年1月5日初版、1997年4月30日の96版)、電子版は2002年4月12日の発行です。
LESSONS明日から使える教訓
- 条件を足す前に、目的を定義し直せ「便利な草花」のように、便利なものほど世話が要る。不具合を条件の追加だけで直し続けると、想定外の方向へ動き出す(火の用心)。ものづくり的にいうと、足し算で直す前に、そもそも何のための仕組みかを言い直せってことです。
- 長い計画ほど、外の変化を見に行け「九官鳥作戦」は、世の中から切り離して計画を進めると、完成したときに価値が消えていることがある、という話。市場や技術の変化は、途中で見に行く。俺的には、これが仕事にいちばん刺さる一編です。
- 人を裁く物差しは、まず自分に当てろ「目薬」の教訓は、他人にだけ厳しい基準は盲点になる、ということ。情報が途切れた組織は最悪を想像しがちなので、試験や変更の意図は先に伝える(ふしぎな放送)。正直、どっちも身に覚えのある人は多いはず。
CONCLUSION俺の結論
結論。便利なものを手に入れたら、その代償がどこに出るかを一回だけ考える。
欲が出たら、引き際を先に決める。人を裁く物差しを作ったら、まず自分に当てる。星新一の36話がくり返しているのは、突き詰めるとこの3つの確認です。説教は一行もないのに、ちゃんと残る。
で、あとは気になる題名を1話だけ開く。2〜4ページで、見えていた世界が一回ひっくり返る。その体験を、通勤の数分で味わえる。それがこの本のいちばんの贅沢です。
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「昭和」とともに生きたショートショートの旗手・星新一、生誕100周年に寄せて 浅羽通明らが語る、その普遍的な魅力
星新一は1926年(昭和元年)に生まれ、2026年9月6日に生誕100周年を迎えました。記事は、新潮社が単行本未収録作品を集めた『きまぐれカプセル』を刊行し、早川書房の『SFマガジン』10月号が特集を組んだことを伝えています。生涯で約1001編のショートショートを書いた作家の魅力を、研究者や脚本家が語る内容です。
この本とのつながり:本書『きまぐれロボット』の作者の生誕100周年にあたる記事です。星作品を未来から現在を見通す寓話として読む、という見方は、本書の発明の副作用や欲の自滅の話とそのままつながります。
『きまぐれロボット』ほか、ロングセラーの名作が勢ぞろい。「ショートショートの神様」星新一が生誕100周年!
KADOKAWAが、星新一の生誕100周年を記念して角川文庫で新しい帯を付けた版を、9月下旬以降に順次展開すると案内したページです。対象として『声の網』『ちぐはぐな部品』『地球から来た男』などが挙げられています。角川つばさ文庫のラインナップとして『きまぐれロボット』も紹介されています。
この本とのつながり:本書の出版元による公式の案内で、いま星新一が改めて読まれ直されていることが分かります。
FOR YOUこんな人におすすめ
- 短い時間で、ひとつ読み切れる小説がほしい人
- ショートショートの定番の型を、一冊でまとめて味わいたい人
- 寓話から、仕事や設計の教訓を拾うのが好きな人
- これから初めて星新一を読む人
合わないかもしれない人:長編の人物描写や、じっくりした心理描写を求める人。1話は2〜4ページほどで、登場人物もあえて記号のように描かれています。
FAQよくある質問
『きまぐれロボット』は何話入っていますか?
全36話のショートショート集です。1話は2〜4ページ程度で、博士・ロボット・宇宙人などが登場します。
ショートショートの特徴は何ですか?
本書では、会話で状況の説明が進み、最後の数行で状況がひっくり返る型になっています。寓話のような語り口です。
電子版にあとがきや解説は入っていますか?
入っていません。電子版は、最終話のすぐ後が奥付です。
表題作「きまぐれロボット」はどんな話ですか?
完璧に働くはずのロボットが突然おかしな動きをし、博士が、人間が運動不足やボケにならないようにわざとそう作った、と説明する話です。
どの話から読めばいいですか?
どの話も独立していて、どれから読んでも成立します。気になる題名から開いて大丈夫です。
子どもでも読めますか?
残酷さは抑えられ、軽さで包まれた書き方なので、子どもにも読める作りです。ただ、文明批評の苦みは大人のほうが味わえると思います。
本書に共通する主題は何ですか?
発明・技術の副作用、欲と思い込みの自滅、立場や価値の逆転の三つです。形を変えて何度も出てきます。
登場人物の名前に特徴はありますか?
エフ博士、エス氏、エヌ氏、アール氏といったアルファベットの名前で、時代や地名もぼかされています。寓話調に感じられる理由のひとつです。
いつ出た本ですか?
角川文庫版の初版は1972年1月5日です。電子版(角川e文庫)は2002年4月12日の発行で、底本は1997年4月30日の96版です。
最終話はどんな話ですか?
「あーん。あーん」は、泣き続ける幼児に親が次々とオモチャを与える話です。満たしても次を求める欲求の連鎖を、笑いにして終わります。
MONOGENIC伊丹谷のブログから
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