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社会

くだらない「もしも」ほど、計算すると現実に着地する。

ゾクゾクしてやみつきになる! もしも科学大全VAIENCE・安楽 雅志

ゾクゾクしてやみつきになる! もしも科学大全

VAIENCE・安楽 雅志 ・ Kindle版

社会・経済・科学宇宙科学雑学思考実験
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ひとことで言うと「もしも木星に飛び込んだら」「もしも睡眠をやめたら」。荒唐無稽な仮定を、物理・生物・医学で真面目に計算し、「もしもレベル」付きで結末まで追う、宇宙・生き物・地球・人間の思考実験集です。笑って読めて、停電や睡眠不足の怖さまで残ります。

INTROどんな本か

はい、突然ですが、生身で宇宙空間に出たら、どうなると思います?

映画だと、体が破裂するイメージですよね。この本によると、破裂はしない。約15秒で気絶する。そこで息を止めると、肺が破れて逆効果。映画のイメージ、だいたい逆やん。笑

こういう「もしも」を、物理・生物・医学で真面目に計算して、結末まで追うのがこの本です。KADOKAWA、2022年3月18日発行。

著者は、YouTubeの科学チャンネル「VAIENCE」(登録者67.2万人、2022年2月時点)。絵は安楽雅志さん、監修は動物学者の今泉忠明さんと、宇宙物理学者の榎戸輝揚さんです。

仕掛けがうまい。どんな環境でも無傷の「バイエンススーツ」を着たMr.VAIENCEが、読者の代わりに全部体験してくれる。各テーマには、現実に起こりうる度合いを示す「もしもレベル」(1〜5)。仮定、理屈、結論の順で進んで、最後に本人の一言のボケ。宇宙、生き物、地球、人間の4章で、計約40テーマです。

俺は2020年に「答えはひとつじゃない」で、ラテラルシンキング(水平思考)とロジカルシンキングは対極だけど補完関係で、どちらも必要だ、と書いた。この本はまさにその両輪。発想は荒唐無稽に横へ飛ばして、計算は運動量保存や相対論で縦に詰める。LIMITSのお題から発想を広げていく構造と、かなり近い。

もうひとつ。俺は2026年の「46歳の思考整理」で、AIは正解を出す機械で、人間の価値は問いを作る能力に移る、と書きました。もしも木星に落ちたら。もしも睡眠をやめたら。くだらない問いほど、答えまでの道筋が面白い。問いを立てる練習帳としても読めます。

しかも、荒唐無稽な話ほど現実の知識に着地する。雷に打たれた人の対処、大規模停電の連鎖、睡眠不足の怖さ、嫌われ者の生き物が生態系で果たす役割。ゾクゾクして読んだあとに、ちゃんと残るものがある。

ただし、科学に基づく読み物であって、実行を勧めるものではない、と注意書きがあります。ベテルギウスの大減光、第9惑星、ダイヤの雨など、科学的に未決着の説も含まれていて、本書自身もそう書いています。

どこから開いても読める。読み終わるころには、最悪のケースを数字で見積もる癖が、少しだけついているはずです。

CHAPTERS章ごとの中身

はじめに仮定・理屈・結論と「もしもレベル」

1テーマは、扉のイラスト見開きと、解説2〜3見開きの構成です。冒頭に「もしもレベル」(現実に起こりうる度合い、1〜5)が付き、どんな環境でも無傷の「バイエンススーツ」を着たMr.VAIENCEが、読者の代わりに体験する語り口で進む。話の最後には本人の一言ボケ。導入の漫画で、休みたい本人が「嫌ならスーツを返せ」と迫られ、次の任務を渋々受ける。この軽さが、そのまま全体のトーンです。

章は宇宙、生き物、地球、人間の4つで、各章にコラムが入る。注意書きとして、科学に基づく読み物であって、実行を勧めるものではない、と明記されています。

書き方の芯は、荒唐無稽な仮定に、運動量保存、相対論、潮汐力といった法則をまじめに当てはめて、具体的な数字の結論まで詰めること。そして結論の横に、確からしさを5段階で添えること。

確からしさを、結論の横に必ず書く。これ、企画書でちゃんとやれてる人は、案外少ないと思う。

第1章木星の中身と、生身で宇宙に出た結末

木星(レベル4)は地面のないガス惑星で、中心まで約7万kmを落下する。まず磁場に捕まった粒子の放射線帯で、生身は即死。雲は約−145℃で風速は100m/s超、深さ150km(22気圧・150℃)付近で、1995年に探査機ガリレオが壊れた。1万km級では水素が液体とも気体ともつかない状態になり、ヘリウムの雨が降る。さらに深くでは電子が自由に動く金属水素で、これが強い磁場の源。中心は数万℃・4000万気圧とされます。

天王星(レベル4)は、自転軸が98度傾いて横倒しで公転するため、極では42年続く昼と夜がある。探査は1986年のボイジャー2号の通過だけ。約6000kmの深さで水・アンモニア・メタンの高温高圧マントルに達し、100万気圧では酸素が格子に固定されて水素だけが流れる「超イオン氷」や、ダイヤの雹もありうるとされます。

おなら(レベル2)が一番の見せ場です。脱出速度(秒速11.2km)を、作用反作用で出すと仮定する。おならは1日約0.5g、体重60kgで運動量保存を使うと、光速の4.5倍が必要で不可能。相対論を入れると光速の約97.6%になり、空気の原子核と衝突して核融合が起きる。0.1%がエネルギーになるだけでTNT約10.8tで、肛門が核融合炉になり、体は燃え尽きる、という結論。

宇宙空間に生身で出る(レベル5)では、体は破裂せず、体液の沸騰で膨れる程度。肺から空気が抜けて約15秒で気絶し、息を止めると肺が破れて逆効果です。短時間なら回復しうるが、4分を超えると絶望的とされます。

おならの話で、相対論と核融合まで行く。問いのくだらなさと、計算の真面目さの落差。俺は、ここがこの本のいちばんの芸だと思う。

第1章ブラックホール、宇宙の果て、太陽の中

太陽の10倍・半径約30kmのブラックホールが近くに現れると、手前と奥の引力差で地球が引き伸ばされ、数百kmで分解する「スパゲッティ化」が起きる。ただ、太陽系全体の軌道が崩れるので、最初に消える地球はむしろ楽、というオチがつきます。

宇宙の終わりは3説(ビッグリップ、ビッグフリーズ、ビッグクランチ)あって、最有力はビッグフリーズ。ビッグクランチ(レベル1)では、収縮が始まっても当面の生活は変わらず、観測で赤方偏移が青方偏移に変わる程度。宇宙の果ても、観測できる端は膨張のため約460億光年先で、行っても普通の銀河がある。曲率はほぼ0なので、一周して戻ることもできない。

ベテルギウスは、寿命が人間なら余命1年相当(10万年以内)。2019〜20年の大減光は爆発の前兆ではなかった。距離は500〜650光年で、50光年より遠ければ生命に危険はなく、数時間前にニュートリノで予知できる。半月ほどの明るさで約3か月輝き、昼でも見えるそうです。

第9惑星は、2021年の推定で地球の6.2倍・300〜380AU。観測の偏りだという反論もあって、決着は発見のみ。太陽は、コロナが100万℃超でも希薄なので、サウナと同じ理屈で、すぐ火傷はしない。核は1500万℃・2000億気圧で、毎秒約6億tの水素を消費し、光が表面に出るまで約17万年かかります。

コラムの雷は、実用度が高い。死因の大半は体内電流による心停止で、すぐの心肺蘇生で助かる例がある。ただし保証はないので、雷鳴が聞こえたら屋内へ。

未決着の説は、未決着だと書く。言い切ったほうが面白くなる場面で、ちゃんと止まれる。娯楽の本でこれをやってるのは、誠実やなと思います。

第2章怖い生き物の多くは、誤解か条件付き

アナコンダは、背骨がおよそ600個(人は約25個)あり、球とソケット状の関節に平たい骨板が補強するので、結んでも外れない。目覚めた瞬間にほどかれ、逆に人が絞められかねない。ゴキブリは約4600種のうち害虫は1%未満で、中国・山東省の施設では約3億匹が1日約15tの生ゴミを処理している。森では分解者で、アリゾナではユッカの受粉も担う。消えると、ゴミ、植物、捕食者と、生態系が連鎖的に崩れうるそうです。

ピラニアの凶暴なイメージは、1953年の伊独合作の記録映画が広めたもので、実は臆病。ただ、濁った水で嗅覚に頼るため、血の匂いには極端に敏感です。健康体なら無事でも、出血していれば危ない。条件付きの話です。

無性生殖(レベル1)は、コピーの誤りが溜まって戻れなくなる問題と、同じ遺伝子ゆえに一つの病気で全滅する問題を抱える。実例として、パナマ病で1950年代の品種がほぼ消えたバナナが挙がり、長期の繁栄には多様性が要る、と結論します。

体の健康に関わる話は、声を落として読むところです。人食いアメーバ(フォーラーネグレリア)は、温かい淡水で鼻に入ると嗅神経をたどって脳に達し、致死率は97%以上、平均約10日。ただし81年で約381件と極めて稀で、飲んでも発症しない。生きたナメクジは広東住血線虫の中間宿主で、2010年に豪州の19歳が食べて長期の昏睡に陥った例が紹介されます。生野菜はよく洗う、鼻うがいは殺菌した水で、という注意が添えられています。

クジラでは、丸呑みできるのはマッコウクジラだけ。サメは、ホホジロザメが時速約50kmで、人の5倍以上速い。開発で住処を奪われた地域で事故が増えていて、サメを守ることが人を守る、という結論です。マンモス復活は、アジアゾウとDNAが99.9%一致する、米コロッサル社の2021年の計画。ジモフ博士の「氷河時代パーク」では、大型草食獣が雪を踏み固めて凍土の融解を防ぐので、温暖化対策になりうる、とされます。

嫌われ者を消すと、全体が崩れる。俺はこの章を、生き物の話としてだけじゃなく、組織の話としても読みたい。ちょっと背筋が伸びます。

第3章金の地球、ブラジルへの穴、重力10倍

地球が丸ごと金になる(レベル1)話は、数字がおもしろい。人類が掘った金は約20万t(競技プール3〜4杯分)で、価値は約1282兆円。金は密度が高いので、同じ質量だと半径が約6400kmから3900kmに縮み、地表は2500km落下して数万℃に。重力は2.7倍、1日は9時間弱になって、生命は全滅する。生き残っても金は価値を失い、鉄やケイ素のほうが貴重になる。価値は希少さが生む、という皮肉です。

日本からブラジルまで、長さ約1万3000kmの穴を掘って飛び降りる話は、計算の意外さが光る。コリオリの力で壁にすり付けられるので自転軸に穴を合わせ、空気抵抗で時速約200kmが上限なので空気も抜く。すると中心で時速3万5000km、ちょうど反対側で止まり、約38分、燃料なしで到着する。直線の穴なら、どの2点間でも時間はほぼ同じです。

重力10倍(レベル1)は、耐Gスーツのパイロットでも10Gは数秒が限界で、心臓が脳へ血を送れず、全員が数秒で気絶する。オゾン層(レベル3)は、1974年にフロンが原因と判明し、世界の協調的な規制で回復傾向にある。消えれば皮膚がんと白内障が急増し、紫外線B波は水深20mまで届く。ただ酸素に紫外線が当たればオゾンは再生され、長い時間で元に戻るそうです。

38分でブラジル。しかも、どの2点間でもほぼ同じ時間。直感が、計算に気持ちよく裏切られる瞬間です。

第3章停電の連鎖、富士山噴火、ポールシフト

現実味が強いのはここから。電磁パルス(レベル4)は、上空数十kmの核爆発で電波と地磁気の乱れが生じ、送電網の変圧器が壊れる。1962年の米の高高度核実験で、1,450km先のハワイに被害が出て、1989年にカナダは磁気嵐で600万人が停電した。日本中の変圧器が壊れれば史上最大の停電で、自家発電は数日しかもたず、病院、冷房、水道、冷蔵、ネット、信号、物流がドミノ式に止まります。

海水が淡水になる話は、使える淡水が1%未満で8億人超が飲み水に困る現実から入る。海の塩(約5京t)を消すと、浸透圧で海の生物の細胞が破裂し、凍るときに沈む濃い塩水が起こす「熱塩循環」が止まって、赤道は暑く極は寒くなる。光合成の半分を担う藻類も死んで酸素が減る。それでも38億年前の最初の海は淡水だったので、生命はいずれ戻りうる、と結びます。

富士山噴火(レベル2)は、1707年の宝永噴火級を想定。西風なら数時間で東京に灰が降り、電車は少量で止まり、滑走路は0.2mmで使えない。1か月続けば東京5cm・小田原30cm、被害は最悪で2.5兆円。実際は小規模のほうが起きやすいが、予測は困難とされます。

ポールシフト(レベル5)は、過去8,300万年に183回起きた地磁気の反転で、地磁気は約180年で15%弱まった。放射線が増え、癌は増えても、大量絶滅はないとの見方が主流。最大の問題は電気で、1859年の太陽フレアでは電報線が発火している。反転には千〜1万年かかるので、変圧器の予備で被害は抑えられる。

俺は、この章がいちばん仕事に引き寄せて読める部分だと思う。停電で冷蔵・給水・通信・物流が同時に止まる前提で、事業継続計画を見直せ、という話になるからです。確実に起きるけど時期が読めないリスクへの備えは、だいたい「無駄」と言われる。その反論の材料にもなる。

第4章睡眠、痛み、脳の10%説、冷凍保存

いちばん身近な章です。歯磨きをやめると、数日で歯垢、菌の酸で虫歯、歯周病、口臭へ進む。全身の病気との関連も指摘されるけれど、因果は未確定と書かれています。睡眠をやめる話では、22時間起きると反応が酒気帯び並みに遅れ、本人は能力低下に気づかない。1964年の米国の高校生は、11日間の断眠で幻覚と混乱に陥りました。

痛みを感じない先天性無痛症は、チートでなく呪い、という整理です。米国の少女は目や指を自傷し、歯と左目の摘出に至った。痛みは危険を学ぶ信号で、20歳まで生きる例は少ない。一方で、その遺伝子を慢性痛の治療に生かす研究もあります。

光速でうんこ(レベル1)は、限りなく光速に近い速度で出すと仮定すると、腹筋に必要な力が約10の39乗ニュートン。空気と衝突して核融合を起こし、総エネルギーは超新星並みで、0.04秒で地球を貫く。「脳は10%しか使われていない」説の出どころは否定されていて、脳は体重の2〜3%で酸素の2割を使い、部位を交代で働かせていると見られる。全開にすると血流を奪われ、アシドーシスで絶命の恐れがあります。

水に浸かり続けると、2002年に10日間水槽で過ごした男性は、手足が白いソーセージ状になり、回復に6週間かかった。冬の富士山頂は−15℃以下で、斜面は凍って傾いたスケートリンク状。止まれるのは加速前の一瞬だけです。人体の冷凍保存は、−196℃の「ガラス化」と、脳の酸欠は常温で4〜6分で回復不能になるという批判を、費用(全身20万ドル)と並べて、両論で書いています。

末尾の参考文献には、NASAやNature、arXivの出典が並ぶ。監修は動物学者の今泉忠明さんと、理研の宇宙物理学者の榎戸輝揚さん。医療や安全に関わる項目は、娯楽の読み物として読み、不安があれば医療機関へ。

痛みも睡眠も歯磨きも、面倒なものじゃない。体を守る仕組みだ。ふざけた問いの先に、いちばん真面目な結論が置いてある章です。

LESSONS明日から使える教訓

  1. 最悪のケースに、確からしさを添えろ前提を置いて、法則で数字まで詰める。そこに「起こりうる度合い」を5段階で添える。クリエイティブ的にいうと、アイデアには必ず「確からしさ」のラベルを貼れ、ってことです。
  2. 均一な集団は、一発で崩れる人材や取引先が均一だと、一つのショックで共倒れする。クローンやバナナの例のように、同じものばかりの集団は脆い。多様性と分散は、きれいごとじゃなく保険です。
  3. 嫌われ者は、役割を調べてから外せゴキブリの分解や受粉、サメを守ることが人を守る、という例。排除する前に、それが何を担っているかを確かめる。生き物以外にも、だいたい当てはまる話です。

CONCLUSION俺の結論

結論。くだらない「もしも」を、一個だけ本気で計算してみろ。

明日の仕事で言えば、いちばん起きてほしくないことを一つ書き出して、それが起きたら何がどの順で止まるかを並べてみる。横には「もしもレベル」みたいに、起こりうる度合いを1〜5で添える。それだけで、備えの話が急に具体的になる。

間違っていたらどう立て直すかを、先に考えておく。好奇心とリスク管理は、実は同じ筋肉を使っている。ゾクゾクしながら、ちゃんと役に立つ。この本は、その両方を一冊でやってのけています。

NEWS関連ニュース

この本のテーマについて、最近話題になったニュースです。

内閣府政策統括官(防災担当) ・

「富士山の大規模噴火と広域降灰の影響」動画の公表について

内閣府は、富士山で大規模噴火が起きた場合の広域降灰の影響を広く知ってもらうため、普及啓発の動画を作成して公表しました。2025年3月にまとめた「首都圏における広域降灰対策ガイドライン」に続く取り組みで、公表日は、2024年4月施行の法改正で新たに定められた「火山防災の日」(8月26日)に合わせています。

この本とのつながり:本書の地球の章は、電磁パルスや富士山噴火で、停電と交通の停止が連鎖する様子を描く。国が降灰の影響を動画にして周知しているのは、確実に起きるが時期が読めないリスクへの備えという、本書の学びと重なる。

FOR YOUこんな人におすすめ

合わないかもしれない人:学術的な厳密さを求める人。これは娯楽の読み物で、仮説や計算は本書の記述の紹介です。

FAQよくある質問

『もしも科学大全』は何が書いてある本ですか?

YouTubeチャンネル「VAIENCE」による、荒唐無稽な「もしも」を物理・生物・医学で計算し、結末まで追う本です。宇宙、生き物、地球、人間の4章で、計約40テーマが載っています。

「もしもレベル」とは何ですか?

各テーマに付く、現実に起こりうる度合いを示す1〜5の目安です。不確実性を5段階で添えることで、荒唐無稽な話と現実の話の距離が分かるようになっています。

生身で宇宙に出たら、どうなりますか?

本書では、破裂はせず、約15秒で気絶するとされています。息を止めると肺が破れて逆効果、とも書かれています。

雷に打たれた人を見かけたら、どうすればいいですか?

コラムでは、雷の死因の大半は体内電流による心停止で、すぐの心肺蘇生で助かる例があるとされています。被雷者にはすぐ心肺蘇生を行い、雷鳴が聞こえる間は屋内へ、という内容です。

睡眠をやめると、どうなりますか?

本書では、22時間起き続けると反応が酒気帯び並みになり、本人はそれに気づかないとされています。徹夜や長時間運転の管理に使える知識です。

「脳の10%しか使っていない」説は本当ですか?

本書は否定しています。脳は部位を交代で働かせていると見られ、全開にすると血流を奪って絶命の恐れがある、という説明です。

この本は子どもでも楽しめますか?

スーツの一言のボケやイラストで読みやすい作りです。子どもと一緒に「もしも」を話す使い方に向いています。ただし危険な行為を勧めるものではありません。

監修は誰ですか?

動物学者の今泉忠明さんと、宇宙物理学者の榎戸輝揚さんです。著者はVAIENCE、絵は安楽雅志さんです。

この本の批判や注意点はありますか?

娯楽の読み物なので、学術的な厳密さを求める人には向きません。ベテルギウスの大減光や第9惑星、ダイヤの雨のように、科学的に未決着の説も含まれ、本書もそう書いています。

いつ、どの出版社から出ていますか?

KADOKAWAから、2022年3月18日に発行されています。

MONOGENIC伊丹谷のブログから

ご注意:危険な行為を勧めるものではありません。雷、寄生虫、感染症、睡眠、冷凍保存など医療や安全にかかわる項目は、自己判断せず、不安があれば医療機関に相談してください。数字や仮説は本書の記述の紹介です。2022年時点の内容です。

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本文は書き写さず、自分の言葉で紹介しています。内容に誤りがあれば、本でご確認ください。 当ページのリンクはAmazonアソシエイト(広告)です。詳しくは広告について。

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